中伊豆まったりでもっこり（後編）

淨蓮の滝を後にして、河津へ、そこから伊豆急行で伊東へ。この日の宿は、まぁサプライズ（謎）もあったのですが、以前伊東に行った時に宿泊した「一心」でした。（以前のエントリーで紹介しています）
到着した時間が遅めだったので、到着してほどなく夕食となりました。…今回もとても二人前とは思えない大皿に盛られた旬の魚の刺身でスタート。


相変わらず朴訥としたご主人のマッタリトークを聞きながら、食べても食べても終わらないメニューがどんどん出てきます。今回は地元にいるご主人曰く「ここまで大きなヤツはあまり見ませんね」という、サザエをつぼ焼きに！


ん〜、確かにデカイです。新鮮なら新鮮なほど、サザエのフタは固く閉じて取りにくくなるものですが、フタを取って出してくれるご主人が手こずるほどガッチリと閉じていたので、不味いワケがありません。
ワタも全く苦みがなくて、ここまで大きくて味がしっかりしたサザエは過去食べた事が無かったかも…。

約２時間以上かけて夕食を済ませても、まだ夜の９時。ゆっくりと温泉に入って、その日の事を振り返り、はたまた相変わらず商売っ気の無いご主人にダメ出し（笑）したりしながらも、疲れと満腹感もあり早めに就寝となりました。

翌日、長いようで短かった旅行も最終日となり、伊東駅周辺をブラブラした後、東海道線で国府津まで。
丁度昼メシの時間ということで、国府津にある「とん汁」が有名なお店で昼食をとりました。



相方は、やはり有名だという「天むす」を、私は「アジフライ定食」を注文。揚げたてのアジフライは美味いですね…。かなり肉厚の鯵でして、正に回りサクサク、中はふんわりで絶妙です。
定食についている「とん汁」は、イメージしていたものとは全然違って「何これ？」って感じです。
豚肉の入ったみそ汁とはワケが違い、豚肉が溶けてなくなる程煮込んであるので、味がかなり濃厚です。
これはみそ汁というより、ラーメンスープに近いかも。味は濃厚なんですが、サラっとして後味さっぱり。
最後まで満足の小旅行…今回は移動距離も相当なもんですが、海の幸、山の幸、名物もありと、ことのほか食事も様々なものが楽しめて、良かったですよ。