REVELL GERMANY:ポルシェ918スパイダー出ました

ドイツレベルから1/24・ポルシェ918スパイダーのキットが発売。最近は昔のキットの再販ばかりでしたが、久々のブランニューキットです。相変わらず発売時期がいい加減で、予定より約2ヵ月ほど遅れたようですが、予約をしていたので、発売早々に入手できました。では、中を見ていきましょう。

日本製と違ってキットによって箱の大きさを変えるようなことが無いので、箱の中はバーツランナーがミッチリ入ってます。入っている位置と順番を変えると上手く収まらないくらいです。(笑)
ただ、ランナーひとつひとつを別袋に入れてパーツの摩擦や破損を防ぐような心遣いは無いので、袋に入っているだけマシではありますが、小分け具合は相変わらずかなり雑です。
ホイールを含むパーツの銀メッキは、かなりゴテっとして厚めの印象。パーツによっては、メッキを落として再塗装が必要かもしれません。クリアパーツは、これも相変わらずですが、透明度がイマイチかな。

デカールは、ほぼ余白が無く、かなり細かめです。エンジンフード部分のメッシュもデカールで再現する仕様になっているようで、タミヤのカレラGTと同様ですね。…ただ、こんなにナンバープレートの種類が必要か？ってくらい入ってます。ブレーキディスクの穴をデカールで再現するようなのですが、この辺はご愛敬ですね。…ディールアップエッチングの発売が待たれます。

ボディと前後バンパーのパーツも遠慮なしに小袋にギチギチに入っていたので、変形するのを防ぐために早々に袋から出しました。

フロントバンパー下部の、おそらくカーボンファイバー製と思われる部分が一体形成になっているのですが、モールドが深くて綺麗に塗り分けするのが面倒くさそう。また、フロントカウルとフロントガラスの間がベタに塞がったままなのが、興醒めです。
ボディはぼほ一体形成で、抜くところはキチンと抜く、作りやすさを考慮して別パーツにする所はする、など、タミヤの心遣いに有り難みを感じずにはいられません。(笑)

インストはかなりのページ数ですが、ほぼ図解のみで、色分け指示やデカール使用箇所がかなり細かく指示されてますので、組立に迷うことは無さそうです。

全体的なパーツ割りやボディ周りの形成など、タミヤのカレラGTのキット内容を参考にしたのかな、と思われます。いずれにしろ、日本のメーカーからは発売されないと思われますので、HOBBY DESIGNあたりからディールアップパーツが出るのを待ってから手を付けようと思います。
ドイツレベルからは、この後にニュルで記録を出した918のヴァイザッハパッケージ版が出る予定なのですが、パーツ追加なのか、金型を改修してしまうのか不明なので、もしかしたら、ノーマル版は今後貴重になるかもしれません。(笑)
ヴァイッハ版も予約済みなので、発売後には、詳しく見ていきたいと思います。

…GTカーもいいんですが、ロードカーの911とかカイエンあたりを出してくれませんかねぇ…。

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