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918スパイダー始めました。其の二 [ポルシェ/模型ネタ]

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前回の続きです。前輪取り付けのパーツも後輪同様に下部へスペーサーの増設と上部の切り詰めを行います。元からあるピンは取り去ってプラ棒で作り直しですね。


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左右にステアするギミックを残すために、車高調節により干渉を起こすパーツも調節します。詳細は省きますが、具体的には丸印のココとココです。


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再度仮組みをして具合を見ます。…良い感じですね。それにしても、タイヤは差し込む方向が決まっているのに、見える方にモールドの荒れがあるのがイヤですねぇ…タイヤは多分ミシュランだと思うので、国内メーカー製品の部品で代替えはできないものかなぁ…ジャストサイズの物を探すには手探りすぎます。(笑) タミヤのカレラGTのタイヤが使えないのが悔やまれます。


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シャーシで表に見えるこの部分はカーボン製みたいなので、オーバースケールになりそうですが、敢えてハセガワのカーボンフィニッシュシートを貼っています…でも上手く貼れてない。(笑)


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さて、次に気になっている部分ですが、エンジンフードのこのパーツ。ハニカムメッシュパターンのデカールをクリアパーツに貼って再現する仕組みで、タミヤのカレラGTでも同じ方法で作るように指示がある箇所です。が、実車のメッシュがブラックフィニッシュになっているのに対して、付属のデカールはメッシュがなぜかゴールドで印刷されていて、雰囲気が違い過ぎるのです。
一度はデカールをパソコンでトレースしてハニカムパターンと組み合わせてブラックのメッシュデカールを作ってみたのですが、どうしても本物のメッシュで作りたい気持ちが強くて、トライしてみることに。


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クリアパーツを型取りして雄型を作ります。


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メッシュを押しつけて形を作っていきます。…この作業の前に国内・海外問わずに市販されているあらゆるハニカムメッシュのパーツを集めてみましたが、みんな曲げるには素材が固すぎて上手く馴染まないんですね。右が市販でよく目にする素材でやってみたもの。イマイチ固くて型に馴染まないんです。左は以前カレラGTを作った時に買い集めたディールアップパーツの中にあったScaleMortersport社の製品に入っていたエンジンフードメッシュパーツ。他のメーカーの物と比べて格段に柔らかくて馴染みやすいんですね。今回はこれを使う事にしました。…あとは、上手く取り付けできるように、ひと思案が必要です。

ちなにみ、国内でエッチングパーツを作っているメーカーにメールで柔らかい素材でパーツをオーダーしたりできないのかと相談した事があるのですが、とんでもない金額になるし、柔らかい素材だとプレス時の力に耐えきれなくてグチャグチャになるとの事。…そこまでは良かったのですが、最後に「模型なんて雰囲気が出ればいいんですよ」的な一言がありまして、そこにカチーンと来てしまいました。(笑)
そんな事はわかってますし、ワタシは予てから「なんとなくそれっぽく作ろう」が信条ですから。ただ、拘りたい所は拘りたいのがモデラーでしょう。こうなったら意地でも自作してやろうと思いました。(笑)
…まだまだ続きます。
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>「模型なんて雰囲気が出ればいいんですよ」

職人の風下にも置けない発言ですな。
まぁ発言したのは職人のおっさんではなく現場を知らない営業かなんかなんでしょうけど
そんなオヤジの鼻っ柱を折る様な完成度を期待してます
by お名前(必須) (2016-05-06 11:28) 

BOO

あはは…あんまりプレッシャー掛けないでください。(笑)
雰囲気を出すのって、それはそれで結構難しかったりするので、そういうのは良く解ってるんですよね。拘り過ぎるとスケール感ぶっ壊してしまいますから。…できるだけやってみます。^^;
by BOO (2016-05-15 18:45) 

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