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東北地方太平洋沖地震 [その他雑感]

その瞬間、ワタシは新橋にほど近い所に居た。
地震の揺れは大きくて一瞬戦慄を覚えましたが、自分たちの周辺では目についた被害が出ている訳でも無かったので、その時はあまりピンと来ていなかった。
電車も動いておらず、台東区にある会社には歩いて戻らざるをえなかったが、まぁそのうち本数間引きで復旧するだろうと楽観的だった。

しかし会社に戻りテレビで各地の様子を見るにつけ、徐々に言葉を失ってゆく。
まるでSF映画のように津波にみるみるのまれ壊滅して行く街や石油コンビナートの大火災など、しかしそれは今、実際に日本で起きている事。…眉間に皺がより、歩いて帰ってきた疲れも手伝い、力なくイスにへたり込んでしまった。

早い時間に自宅に連絡ができて家族や知人の安否確認ができたものの、鉄道が動かないので帰宅もできず、会社に泊まる事に。出来る事は何もない、ただただテレビのニュースを見て嘆息するばかり。

翌日何とか帰宅すると、自宅と周辺の被害はほぼ皆無。本来は喜ぶべき事だが、ただラッキーだっただけかもしれない。そう考えると素直に喜べない。

余震はまだ続いている。鉄道の復旧にもまだ数日かかりそうだという。落ち着いてから発覚する隠れ被害というものもあるだろう。
それでも時間はすすみ、日は巡って来る。自分ができることでこれから頑張らないと…。
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yann

ご無事で何よりです。
私もBOOさんと、まったく同じ状況でした。
生死を分けるのは、いったいなんだ、と思ってしまいます。
by yann (2011-03-13 21:53) 

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